狙えショックランド!ドラゴンの迷路9パック開封の物語!
どうも!まじつくざです!
皆さん迷路はお好きですか?
幼稚園や小学校の時は友達とお互いに書いた迷路遊んだりしました。
他にも体験型の巨大迷路とかもありますし、迷路も色々ありますよね。
自分は最近、新宿駅という巨大迷路で迷いに迷いましたね…何回行ってもあの大迷路は迷う自信があります笑
さて、今回はmtgでも迷路に挑戦していこうと思いまして、このパックを開封していきます!
ドラゴンの迷路!
こちらを9パック用意いたしました!
1パック300円なので合計金額2700円!
当たりカードがほぼない苦しいセットではありますが、その迷路の先には希望があるはず…!
別の記事でも書きましたが、土地枠からショックランドが出る場合があります。
もし、数枚当たったら勝利確定です!さあ、迷路のゴール(ショックランド)を目指して進んで行きますよー!!
開封した結果は土地枠とレアを紹介して行きます!
では、開封していきます!
ああ…緊張しますね…
(ここから迷路に彷徨うまじつくざを物語調に描きます笑)
迷路の入り口1パック目!
レア『肉体 血流』
ランド『セレズニアのギルド門』
私は巨大な迷路に足を踏み入れた。眼前には微かに緑の香りが漂う美しい門がそびえ立ち私を歓迎する。
これから襲い来る肉体を苦しめ、血流すら感じれなくなる過酷な道のりの幕開けとは思いもしなかった。
次の門を目指し歩いていると50人ほどの者たちとすれ違った。私の進む逆方向に進むと言うことは迷路の脱落者だろうか。
まだ始まったばかり2パック目!
レア『不可侵議員』
ランド『ディミーアのギルド門』
選んだ道は地下に続いていた。辺りは薄暗く、陽の光を遠ざけた空間は不気味な空気を放っている。
誰かに頭の中を覗かれているような感覚に苛まれながら進み続けると門が見えた。
早くここを抜けよう、足早に門をくぐり先に進んだ。この様な場所にいると思考の全てを盗まれてもおかしくない。そんな想いが脳を駆け巡った。
出口付近で頭に声が響く「早く抜けて正解だったな」「我らは不可侵を望む議員連中であろうと容赦はしない」「もう少しでお前の全てを奪えたのにな」「お前の価値は…50くらいか」一気に複数の声が脳を犯した。
まだ迷路は始まったばかりだ。これから先、どれ程の恐怖が待ち受けているのか…
私は頭を抱えながら、目を瞑り走るしかなかった。
未だ報酬は得れず、3パック目!
レア『霊異種』
ランド『オルゾフのギルド門』
どれくらい走っただろうか。まだ辺りは薄暗いが先程までの空気とは違う、恐怖から脱した先に広がるのは豪華な世界であった。
まだ辺りは光に包まれている訳ではないが、脳を覗かれないだけでも安心する。
進む道を探す私の前に1人のフードを被った者が立ち塞がった。
「なあ、あんた。この迷路の先にあるものを目指してるんだろ?」
声からして男であろう。私は軽く頷いてみせた。
「だったら協力しないか? 俺は役に立つと思うぜ」
そう言うと男はフードを取ってみせた。その姿に私は驚愕した、何故なら私と全く同じ姿をしていたからだ。
私の答えを待つ男に対しどう返答するか悩んだ。同じ姿を何故しているのか疑問にも思ったが、深く考えない様にした。私が踏み入れたこの迷路はこの様な不可思議が蔓延る世界なのだろう。
私は1人で進む道を探していた。
奇妙な存在と手を組むのは危険であろうし、自分の姿を客観的に見るのは鏡だけで十分だ。
沢山の扉があった。私は60と書かれた扉を選び先に進んだ。
不安が漂う4パック目!
レア『反逆の混成体』
ランド『グルールのギルド門』
選んだ道は光射す場所に続いていた。
辺りは瓦礫や生い茂る木々、文明から遠ざかった印象を与える風景であった。
私は進む道を目指し、足を進める。ようやく門を見つけくぐるとその先には絶望が立ち塞がった。
最初から楽に報酬や栄光を得れるなど考えてはいなかった。だが目の前にいるその絶望は私にとっての許容範囲を遥かに超えるものである。
私の何倍も大きいその生物はもう既に何人もの犠牲者を出していた。何かに反逆するかの様に暴れるその姿に恐怖が震えとなって体に現れた。
出口は恐怖の後ろにあった。私は覚悟を決め、走った。
50秒程度の疾走だったはずだが、一生分の時が流れた様に感じる。恐怖は時を捻じ曲げるのだ。
迷宮に迷って5パック目!
レア『静寂宣告』
ランド『ラクドスのギルド門』
死の恐怖が体を冷やし切っていた。
私は生きていた、沢山の犠牲者が生の手助けをしてくれたと言っても過言ではない。
もう引き返すことは出来ないが先に進む足取りは重かった。
進んだ先には身を焦がす熱い世界があった。恐怖で震えた体には丁度いいかもしれない。
門に近づくと歓声か悲鳴か判別できない声が響いている。どうやらこの道も安息には続いていない様だ。
門の先は狂気と狂乱が混じる混沌であった。まるでそこはサーカス劇場、演者は笑い観客は絶望と恐怖を抱いていた。
門が閉じ、演者達の後ろにある幕が開いた。静寂でいることを宣告されたかの様に私を含めた150人程の観客は静まり返る。
さあ、楽しいサーカスの開幕だ。
希望はないのか6パック目!
レア『自由なる者ルーリク・サー』
ランド『ラクドスのギルド門』
幕が開いたのは殺戮ショーであった。演目毎に犠牲者は増え観客は50人程になっていた。
私はまだ生きていた。しかしもう時間の問題であろう…
迷宮の先にある栄光と報酬なんて願わなければこんな苦しみを受けることもなかったのであろう。
もうここから出ることはできない。あとはこの狂気の演目に選ばれるのを待つだけだ。
演目を進める道化師が口を開く。
「さあ、今から行われるショーは勝った方がここからご退出頂くという変わったショーだよ!我らから1人、観客から1人勝った方は金貨50枚と一緒に解放だー!」
道化師は1人で拍手しながら誰かを呼ぶ。地を揺らしながら異形の存在が現れた。
「ご紹介します!ルーリク・サー!」
あんな化け物に観客の誰であっても敵うわけがない。敗北して生から解放されるだけだ。
「栄光を掴む対戦者は…君だ」
道化師の指差す先は私だ。遂にこの迷路のゴールが来たのだ。
私は会場に向かうしかなかった。戦いの場に続く通路の先にはもう希望はない。
その時誰かが私の横を通り過ぎた。私よりも先に会場に走るその姿には見覚えがあった。
鏡の中で出会う存在…私自身の姿だ。
何が起きたのか理解するのに時間はかからなかった。同時に殺戮ショーの決着も一瞬であった。
「勝者!ルーリク・サー!!お前はもう自由の者だー!」
終わりが近づく7パック目!
レア『育殻組のヴォレル』
ランド『セレズニアのギルド門』
私はこの迷路に入る前、ある男に出会った事を思い出していた。
ヴォレルというその男は迷路に向かう私にこう言った。
何人もあの迷路に向かうが戻るのはせいぜい50人程度だ。お前はその戻れる側になれるとは思えない。お前は今まで何度もあの迷路に挑む様な経験をして時には希望や栄光を手にしたのだろう。その一筋の光を求めて挑むのだ。そういう奴は引く事を知らない。
私はあの時あの言葉を聞き行くべきではなかったのだ。このドラゴンの迷路はあまりにも希望がない世界だったのだ。
終焉は間近、8パック目!
レア『野蛮生まれのハイドラ』
ランド『ラクドスのギルド門』
私は道を選んでいた。
1つは退却。もう1つは前進の道だ。
もう引くことはできない、最後まで行くしかないのだ。
しかし、進むにもこの狂乱の世界は私を外に出す事を許さなかった。
建物を崩しながら巨大な絶望が舞い降りる。どうやら殺戮ショーも終盤の様だ。
拍手で迎える道化師を一飲みにする野蛮なる存在、ハイドラが咆哮した。
50人ほどいる観客はもうただの餌だ。成す術などあるわけがない。
圧倒的な力に蹂躙されるだけであった。当然私も例外ではない。全て終わったのだ。
迷路は行き止まりだ。
最後の望みは…!9パック目
レア『荒廃の司教』
ランド『ディミーアの門』
あの薄暗い世界に1人の司祭がいた。死してなお50年以上司祭を続けているという。
ここには毎日無数の死体が届く。司祭は簡単な処理を行う。
「今日だけで合計560人の死体が届いたか。かなり多いな。この迷路の結果とでもいうものかね」
その時司教は死体の中に動くものを見つける。
「1人だけ生き残りがいた様ですね」
私は死体の山から立ち上がった。まだ生きていたのだ。この過酷で希望のない世界を体験して涙していた。
頬を伝った涙が唇に触れ、塩っぱさを感じさせた。
立ち上がり入り口に戻ろうとする私に司教が言った。
「もうこんな危険な事はやめなさいね、次は死ぬかもしれない」
私は答えた。
「次の栄光を考えると希望の皮を剥く事は辞めれませんよ」
ドラゴンの迷宮開封 END
開封物語終焉!
物語調の開封いかがでしたか?笑
物語の中に出てくる数字がレアの値段になってます。
最後には合計金額も隠れてますよ笑
いやあ、大爆死でしたね…ですが楽しく開封出来ました!
ショックランド出る確率は低いんですかねえ…まあポンポン出るわけは無いと思いますが…
では、また!